” 오방떡 ”とは
” 오방떡 ”の読み方は「オバンットク」です。
” 떡 ”の読み方は「ットク」、떡の意味は普通「もち(餅)」ですが、上記の場合の意味は「빵」(下記 떡とは の떡の意味の4)です。
そして、빵の意味は普通「パン」なんですが、上記の場合の意味は「まんじゅう」で、오방떡は「~焼き」となります。
(빵については 빵 の記事を)
「もち」なのに「パン」で「まんじゅう」。
いろいろ疑問はおありでしょうが、何も言わず、このまま受け入れてください。
” 오방 ”の読み方は「オバン」で、日本語由来の言葉です。
オバン、オバン。「オバン焼き」。
いやいや、「おばさん焼き」ではありませんよ。(古すぎ)
「大判焼き」です。
「オバン」は「おおばん(大判)」。
「回転焼き」「今川焼」などと呼ばれたりもする、あの「大判焼き」です。
仁川のチャイナタウンでは
” 홍두병 ”(読み方「ホンドウビョン」 漢字「紅豆餅」)
という名前で販売されているそうですが、
それ以外の地域では오방떡と呼ばれています。
오방떡は、80年代には屋台でよく販売されていたそうですが、今ではあまり見かけません。
今は、오방떡の中のあんこを卵に変えた
” 계란빵 ”(読み方「キエランッパン /ケランッパン」 漢字とハングル「鷄卵빵」)
が屋台でよく販売されています。
あっちは떡でこっちは빵。
余談ですが、日本語がうまい私の韓国人の友人は、日本で「大判焼き」の名前を「焼きたて」だと思っていました。
のぼりに「焼きたて」しか書いてなかったんだそうです。
ちなみに韓国語で「焼きたてのー」は
” 갓 구워 낸 - ”(読み方「カッ クウォ ネンー」)
です。
詳しい説明はまたこんど。
” 떡 ”とは
” 떡 ”の読み方は「ットク」で、意味は次の通りです。
1.穀物の粉を蒸したり、その蒸したものをついたりこねたりして作った「もち(餅)」
2.釣り餌の1つ。米ぬかにきな粉やさなぎ粉などを混ぜて練って小さく丸めて作った 「練り餌」「米ぬか団子」
3.(比ゆ的に)髪の毛がべたつくこと。
4.빵を指す言葉。(빵については 빵 の記事を)
5.お人好しを指す言葉。
(떡については 떡국 の記事も)
갓 구워 낸 오방떡을 먹으면 입 안에 화상을 입는다.