” 떡국 ”とは
” 떡국 ”の読み方は「ットクックク」で、意味は「もち汁」です。
お正月に日本ではお雑煮を食べますが、韓国でもおもちを入れた汁を食べます。
牛骨スープで牛肉入りのもち汁が一般的ですが、鶏肉バージョンやいりこだしバージョンもあります。
地方によっていろいろなもち汁があるそうです。
牛骨スープの” 떡국 ”の作り方を簡単に
牛骨スープにみじん切りのにんにくを入れ、
塩、醤油、砂糖などで味付けし、
もちを入れて煮ます。
牛肉(酒、醤油、砂糖、こしょうなどで下味をつけてから炒めた牛肉)、
錦糸卵(白身と黄身に分けて作った、白と黄色の錦糸卵)、
ねぎ、のり
を上にのせて盛り付けます。
ごま油もかけます。
さっぱり味でおいしいです。
(私個人の感想です)
慣用句” 떡국을 먹다 ”
” 떡국을 먹다 ”の読み方は「ットクックグル モクッタ」、直訳すると「もち汁を食べる」ですが、慣用句で「正月を過ごして1つ年を取る」という意味です。
韓国では数え年で年齢を数えるので、誕生日に年を取るのではなく、正月に一斉に年を取ります。
正月にはもち汁を食べるので、もち汁を食べると年を取るんです。
(もち汁を食べて1歳年を取ることについては 5학년 3반,7호선 8번출구 の記事を)
” 떡 ”
” 떡 ”の読み方は「ットク」で、意味は「もち」です。
韓国のもちは、主にもち米で作ったもちと、うるち米で作ったもちがあります。
その他に、小麦粉やその他の材料で作ったものをもちと呼ぶこともあります。
(떡については 오방떡 の記事も)
もち米のもち
もち米で作ったもちは
” 찰떡 ”(読み方「チャルットク」)
” 찹쌀떡 ”(読み方「チャプッサルットク」)
とも言います。
もち米のもちは甘い味付けでおやつ専門です。
料理に入れたのを見たことがありません。
(私はありません)
もち米の粉
もち米の粉は
” 찹쌀가루 ”(読み方「チャプッサルッカル」)
と言いますが、これはおやつにも使うし料理にもよく使います。
うるち米のもち
うるち米で作ったもちは
” 쌀떡 ”(読み方「ッサルツトク」)
” 메떡 ”(読み方「メットク」)
とも言います。
うるち米のもちはおやつにもするし、料理にも使います。
もち米のもちと比べると粘りがあまりないので、もちもちはするけどのびません。
少しもの足りない感じはしますが、食べやすいし、煮ても形がくずれないので料理に使いやすいです。
(私個人の経験と感想です)
” 떡국떡 ”と” 떡볶이떡 ”
スーパーではよく
” 떡국떡 ”(読み方「ットクッククットク」 意味「もち汁用のもち」)や
” 떡볶이떡 ”(読み方「ットクッポッキットク」 意味「トッポギ用のもち」)
が売られています。
もち汁用のもちは、薄くスライスされたもちで、
トッポギ用のもちは、5,6㎝の長さにカットされた細い棒状のもちです。
” 쌀 ”(読み方「ッサル」)と書かれたものはうるち米のもちで
” 밀 ”(読み方「ミル」)と書かれたものは小麦粉で作ったもちです。
これらのもちはそのまま料理に入れるだけで使えるので便利です。
水で洗って(表面のぬめりをとるため)、その後少し水につけておいて(やわらかくするため)から使うともっとおいしいそうです。
私は、食感がいいのでトッポギ用のもちをもち汁に入れて食べるのが好きです。
それとは逆に、最近もち汁用のもちでトッポギを作るのがはやっているそうです。
使い方は自由です。
(だと思います)
” 국 ”とは
” 국 ”の読み方は「クク」で、意味は「汁」です。
설날에는 떡국을 먹고 나이도 먹는다.