「青」について
韓国語で「青」「青色」は
” 청색 ”(読み方「チョンセク」 漢字「靑色」)
” 청 ”(読み方「チョン」 漢字「靑」)
” 푸른색 ”(読み方「プルンセク」 漢字とハングル「푸른色」)
” 푸른빛 ”(読み方「プルンビッ」)
” 파란색 ”(読み方「パランセク」 漢字とハングル「파란色」)
” 파란빛 ”(読み方「パランビッ」)
” 파랑 ”(読み方「パラン」)
などと言います。
日本語で「青信号」「青りんご」「青虫」など、緑色なのに「青」ということがありますよね。
何でそうなっているかについてはご自身で調べていただくとして、
韓国語でも「파란불(青信号)」「청신호(青信号)」「청죽(青竹)」など、緑色なのに「青」ということがあります。
私の韓国人の友人は、そのほかの緑色も青ということがあります。
そんなに年はとっていませんが。
そういうこともあると知っていれば、会話のすれ違いを防ぐことができるんじゃないかと思います。
もう1つ、日本語で「青いサンゴ礁」「赤いスイートピー」「白いパラソル」「黒いヴェール」など、「青いー」「赤いー」「白いー」「黒いー」と言うことができる色と、
「緑の窓口」「黄色い新幹線」など、「緑いー」「黄いー」と言うことができない色がありますよね。
何でそうなっているかについてはご自身で調べていただくとして、
韓国語でも、それと似たようなことがあります。
それについては、また今度。
” 청개구리 ”とは
” 청개구리 ”の読み方は「チョンケグリ」、漢字とハングルで書くと「靑개구리」、意味は「アオガエル」と思いきや、「アマガエル(ニホンアマガエル)」です。
「アマガエル(ニホンアマガエル)」の他に、「すべてのことにひねくれて、人の言うことと反対のことばかりする人」つまり「あまのじゃく」「へそまがり」「ひねくれもの」などの意味もあります。
ついでに、カエルのなき声は
” 개굴개굴 ”(読み方「ケグルゲグル」)
です。
韓国に伝わる民話をひとつ。
昔、母親の言うことを聞かないで、母親の言うことと反対のことばかりする親不孝な息子がいたそうです。
母親は、自分が死んだら日当たりのいいところに埋葬してほしいと思ったのですが、息子がいつも自分が言うことと反対のことばかりしていたので、息子にわざと、自分が死んだら川の近くに埋葬してほしいと言いました。
母親が亡くなって初めて、自分の愚かさに気付いた息子は、母親の最期の願いをきいて、母親の言った通り川の近くに母親を埋葬しました。
川の近くに埋葬したため、息子は、雨が降るといつも母親の墓が流されてしまうのではないかと心配し、死んで청개구리になりました。
청개구리になってからも雨が降るといつも、母親の墓が流されてしまうのではないかと心配して개굴개굴ないたそうです。
そして、今でも청개구리は、雨が降ると母親の墓を心配してないているのだそうです。
ちなみに「アオガエル(シュレーゲルアオガエル)」は
” 산청개구리 ”(読み方「サンチョンケグリ」 漢字とハングル「山靑개구리」)
です。
청개구리 같은 나의 성격 때문에 가끔 싸움이 벌어진다.