” 강아지 ”と” 아이 ”
自分の孫を강아지と呼ぶ人と、自分の犬を아이と呼ぶ人がいます。
逆じゃないかと気になります。
まず강아지から見てみましょう。
” 강아지 ”の読み方は「カンアジ」で、意味は次の通りです。
1.犬の子「子犬」「小犬」「犬ころ」
강아지는 우리 집에 온 날부터 바둑이라고 불렸다.
(小犬は我が家に来た日から囲碁ちゃんと呼ばれた。)
2.親や祖父母が主に自分の幼い子や孫をかわいく呼ぶ語
왜 할머니는 우리를 보고 우리 강아지 라고 할까?
(どうしておばあちゃんは私たちを강아지って言うのかな?)
강아지はこいぬのほかにも、親や祖父母が主に自分の幼い子や孫をかわいく呼ぶ語という意味がありました。
自分の孫を강아지と呼ぶ人は、かわいく呼んでいたんですね。
次は아이を見てみましょう。
” 아이 ”の読み方は「アイ」で、 意味は次の通りです。
1.(幼い)「子」「子ども」
공원에서 아이들이 모여 앉아서 도시락을 먹고 있다.
(公園で子どもたちが集まって座ってお弁当を食べている。)
2.自分の子を人に対してへりくだって言う語「子」「子ども」「うちの子」
저기서 도시락을 먹고 있는 아이들은 내 아이들이에요.
(あそこでお弁当を食べている子どもたちは私の子どもたちです。)
3.(まだ生まれていない)「子」「赤ちゃん」「胎児」(生まれたばかりの)「子」「赤ちゃん」「新生児」
어제 태어난 아이를 만나러 아침 일찍부터 병원에 갔다 왔어요.
(昨日生まれた子に会いに朝早くから病院に行ってきました。)
4.大人でない第三者を普通に言ったり、見下げて言ったりする語「子」
옆 벤치에 앉아 있던 젊은 아이가 눈을 동그랗게 뜨고 이쪽을 보고 있었다.
(隣のベンチに座っていた若い子が目を丸くしてこちらを見ていた。)
아이は動物には使いません。
自分の犬を아이と呼ぶ人は、うちの子という意味で呼んでいるんですね。
少し前まで犬は애완동물と言われていましたが、今は반려동물だと言われています。
犬が家族の一員となり아이になったのでしょう。
” 애완동물 ”の読み方は「エワンドンムル」、漢字語で、漢字で書くと「愛玩動物」、意味は「ペット」「愛玩動物」で、
” 반려동물 ”の読み方は「パルリョドンムル」、漢字で書くと「伴侶動物」、意味「伴侶動物」です。
” 아기 ”とは
” 아기 ”の読み方は「アギ」で、 意味は次の通りです。
1.(乳を飲んでいる幼い)「赤ちゃん」「赤ん坊」「坊や」
귀여운 아기의 울음소리가 들리네.
(かわいい赤ちゃんの鳴き声が聞こえるね。)
2.若い娘や嫁を親しみを込めて言う語
우리 아기가 왔나 봐.
(うちの娘が来たみたい。)
3.主に動物名や植物名の前に付けて、幼い動物や幼い植物をかわいく言う語「赤ちゃん」「子」
아기 고양이가 돼지고기를 노리고 있었다.
(子猫が豚肉を狙っていた。)
아기と아이はよく似ています。
重なっている部分もあります。
아기は意味の2以外は赤ちゃんのことを言います。
아이は아기よりもっと年齢の幅が広いです。
また、아기は動物や植物にも使います。
아이は基本的に人間にだけ使います。
上にも書いたように自分の犬を아이という人は、家族の一員として見ているということです。
擬人化です。
動物のこどもたち
「子牛」は
” 송아지 ”(読み方「ソンアジ」)
「子馬」は
” 망아지 ”(読み方「マンアジ」)
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「子猫」は
” 자묘 ”(読み方「チャミョ」 漢字「子猫」)または
” 새끼 고양이 ”(読み方「セッキ コヤンイ」)
かわいく言う時は
” 아기 고양이 ”(読み方「アギ コヤンイ」)
「子熊」は
” 새끼 곰 ”(読み方「セッキ コム」)
かわいく言う時は
” 아기 곰 ”(読み方「アギ コム」)
강아지、송아지、망아지以外は、動物名の前に새끼を付けるとその動物の子という意味になります。
動物名の前に새끼のかわりに아기を付けるとよりかわいい言い方になります。
動物名の後に새끼を付けると悪口になるので、前後をまちがえてはいけません。
特に개の後に새끼を付けると最悪の悪口になります。
小犬は강아지ですよ。
우리 집 강아지는 태풍이 오는 날에만 집 안에 들어올 수 있었다.